2020年11月25日水曜日

介護の正解

 母の認知症が判明したのは3年ほど前

本当はもっと前から進行していたのかもしれないが、気づいたのはその頃だった。

介護なんてもっと先のことだとぼんやり思っていた私は、急に目の前にきた現実に対処しようと必死だったように思う。

私の周りには、「親の介護」を実践している人は少なく、自分で調べられる範囲で色々と動いていた。

今の状況に至るまで、本当に大変だったが、それは追い追いゆっくりここに綴ろう。


最近、母は老人ホームへ入居した。

この選択が正しかったのか

在宅で看る方法がよかったのか

今でもよくわからないのが正直なところだ。

住んでいた家から引き離すなんて」「家族なのに自分で介護しないなんて

そんな風に言う人もいるかもしれない。

実際、私もそこが引っかかり、これでよかったんだと思い切れないのだと思う。


でも、今の母は、以前の険しい顔ではなく笑顔で過ごしている。

長年、専業主婦として家族を支えてきた母は、ある意味家族の世話から解き放たれたのではないか。

そう思うようになった。

家族みんなが余裕を持てる距離感。うちにはこれが丁度いい

そう、丁度いいと言う言葉がしっくりくる。

もちろん、これは介護サービスを利用し、支えてくれる人たちがいることで成り立っているわけだけど。


人がそれぞれ歩んできた道があるように、家族の形も様々だ。

こうしなければいけないと言う思いから、後ろめたい気持ちも持つだろう。

でも、【介護は当人のためにあるべきだ】と思う。

家族がどう思おうが、本人の気持ちが優先されてほしい

母のような認知症は、残念ながら完治することは難しい。

だったら、母が心から穏やかに嫌な思いが少ないように

どうかどうか過ごしてほしいと切に願う。


一人一人の人生が違うように、介護の形が色々あってもいいのではないか

結局、自分を正当化しているだけなのかもしれないけど・・・。

もう気持ちを正確に伝えることが難しい母が、今見せてくれている笑顔が母の気持ちを汲み取れる手段だと私は信じたいのだ。


#介護#認知症#家族#介護日記

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久しぶりの再会と変化